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委員会情報

治療目的使用に係る除外措置(TUE)の書式

日本陸上競技連盟
医事委員会

禁止表国際基準で定められている禁止物質・禁止方法を病気の治療目的で使わざるを得ない競技者もいます。TUEは、禁止物質・禁止方法を治療目的で使用したい競技者が、申請して認められれば、その禁止物質・禁止方法を使用できる手続きです。TUEは、世界ドーピング防止プログラムの中の世界ドーピング防止規程とTUE国際基準で手続きが定められています。

2010年TUE国際基準では、TUEが付与されるのは下記基準が厳格に満たされている場合とされています。

1.競技大会に参加する30日前までにTUEの申請を競技者が行っていること。
2.急性または慢性の病状を治療する過程において、当該禁止物質または禁止方法を用いなかった場合に、競技者が深刻な障害を受けること。
3.当該禁止物質または禁止方法を治療目的で使用することにより、競技能力の強化が生じないこと。
4.当該禁止物質または禁止方法を使用する以外に、適切な治療法が存在しないこと。

TUEの申請先は以下に示すような競技者の競技レベルによって異なります。

1)国際水準の競技者(国際陸連の検査対象登録リスト競技者)、もしくは国際陸連が指定する国際競技会に参加する競技者:国際水準の競技者とよぶ。
2)上記以外の競技者(すなわち、国内でしか競技しない競技者):国内水準の競技者とよぶ。
提出用の書式は 1)に相当する競技者は国際水準の競技者用を、2)に相当する競技者は国内水準の競技者用を使用します。

すべてのTUEは日本陸連事務局へ提出して下さい。陸連医事委員会で内容を確認の上、陸連から 1)のTUEはIAAFへ、2)のTUEは日本アンチ・ドーピング機構(JADA)へ申請します。

2009年1月1日から、従来の略式TUE(吸入ベータ2作用薬と糖質コルチコイドの局所使用)は既に廃止されています。また、2009年12月31日をもって、すべての略式TUEは有効期限切れとなりました。

また2010年1月1日から、サルブタモールとサルメテロールの吸入については、競技レベルにかかわらずTUE申請は不要で、ドーピング検査の際に「使用の申告」をすればよいことになりました(サルブタモール吸入については1日最大量1,600μgであり、尿中サルブタモールが1,000ng/mlを超える場合は、治療使用とは考えにくく、違反が疑われる分析報告として扱われます)。しかし、気管支喘息と診断されて、サルブタモールとサルメテロール以外の吸入ベータ2作用薬を使用する競技者はTUE申請を行わなければなりません。

糖質コルチコイドの局所使用(関節内注射、関節周囲注射、腱周囲注射、硬膜外注射、皮内注射および吸入)については、TUE申請は不要です。その代わり、ドーピング検査時の公式記録書に必ず使用申告して下さい。ですから、処方を受けた医師から「薬品名、使用量、投与方法」を書面で教えてもらうようにして下さい。

各書式を以下に紹介しますので、該当する書式をダウンロードして記入の上、参加する競技会の35日前までに必着で日本陸上競技連盟事務局へ提出して下さい。

TUE書式 国内水準の競技者用 / 国際水準の競技者用

※ 財団法人日本アンチ・ドーピング機構のサイト内のTUE関連書式ページはこちらです。国内水準の競技者でサルブタモールとサルメテロール以外の吸入ベータ2作用薬を使用する場合には、JADA吸入ベータ2作用薬使用に関する情報提供書も必ず提出して下さい。

【TUE送り先】
  日本陸上競技連盟事務局
   住所 〒150-8050 渋谷区神南1-1-1 岸記念体育会館3階
   電話 03-3481-2300 ファックス 03-3481-2449